今回は胸郭出口症候群をカイロプラクティックの視点でご説明しましょう。
まず症状に関しては、
圧迫的要因と機能的要因の2つが関係します。
前々回ブログでご紹介しましたが、
症状の中に圧迫による血流障害があります。
この場合は、
圧迫をしないような状態へ持っていくことが大切です。
ただし、整形外科的アプローチを取る必要性はほとんどありません。

筋肉による圧迫は、
筋肉が過緊張を起こしている原因があるわけです。
先天的骨異常に関しても、
症状が出始めたのが後天的ならば、
骨異常はあくまで素因の一つで、
本質的原因が後天的にあります。
筋の過緊張、
姿勢やバランスの悪化
など。
どれも本質的原因があって起こった結果です。
シビレと言う症状に関しても同じです。
実は、神経が圧迫を受けてもシビレや痛みは出ません。
痛覚の神経線維は感覚神経や運動神経に比べ細いので、
神経が圧迫を受けたとすると、まず感覚や運動障害が起こるのです。
そして、圧迫後、数週間で自然治癒し、神経障害は改善します。
しかし実際問題、
シビレや痛みを慢性的に訴える方は多くいます。
要するに、
症状を作り出すメカニズムは圧迫ではないからです。
次回に続く。
山中英司
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