肩こり・腰痛・頭痛からアトピー・ツワリ・耳鳴りまで。心と体の臨床日誌
肩こり・腰痛・頭痛からアトピー・ツワリ・耳鳴りまで。陽開(ひかい)カイロプラクティック院長 山中英司のさまざまな臨床報告と、それを通して見えてくる心と体の関係を本の紹介を絡めて紹介するページです。
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ヘルニアの常識のウソ(3)
臨床のおいて、椎間板ヘルニアと言われながら、実は違う原因により痛みを出している方が結構多いのですが、実際に椎間板ヘルニアの方もやはりいます。
ただし、痛みを出している原因が椎間板ヘルニアではないのです。そのことがよく分かる症例を紹介したいと思います。

Yさんは、以前から腰痛持ちで、整体やマッサージなどを行って、よくなったり悪くなったりを繰り返していました。それがあるとき悪化し、起き上がれないようになり、当院へ来院された。

腰痛イメージ

症状は、下肢への痛みと痺れを伴う腰痛で、歩くのが困難な状況で、松葉杖を使って何とか来れれたと言う状態でした。
また、当院へ来院される前に、すでに病院でMRIを撮っていて、それによると、明らかな椎間板の突出による神経の圧迫が見れるということでした。

表情はかなり辛そうで、痛みで顔を赤らめながら、とても辛そうなのが明らかに見てとれました。
私は、椎間板ヘルニアによる症状を説明し、こちらで改善が期待できる要素を説明しました。
それは、痛みと痺れはすぐに改善される可能性は充分ありますが、運動障害と感覚障害は、多少時間がかかると言う説明でした。

その説明には、ちゃんと理由があり、椎間板ヘルニアで圧迫を受けた神経は、太い順に神経機能が障害を受けるので、まず運動神経、次に感覚神経という順になります。

実際、検査でYさんは、運動障害があり、L5の神経支配の筋肉に力が入らず、つま先で立つことが出来ない状態でした。そして感覚も神経支配領域に沿って鈍くなっていました。

痛みと痺れもあったのですが、神経圧迫では、痛みや痺れは起きないと言う研究を説明し、これは別の原因があると判断し、施術を行いました。

そして、アクティベータ療法で神経機能異常を整え、その後、心身条件反射療法を用いて、ストレスにより作り出している痛みを診ていきました。

そして、痛みに対するストレスや対人ストレス、仕事のストレスによる神経の緊張を順に取り除いていくと、思惑通り、痛みと痺れはまったくなくなりました。

運動麻痺と感覚鈍麻は、本人の自覚として、多少改善はみられましたが、あまり変化のない状態でした。これは物理的圧迫が起きているのでしかたがないことではあります。

でもそれも悲観する必要はありません。圧迫した神経も次第に改善されることが、いろいろの研究から明らかだからです。

本人としては、痛みと痺れが一番困っている症状でしたので、それがなくなり、とても喜んでいました。そして、来院された時に使っていた松葉杖を忘れて帰られるくらい状態はよくなっていたのです。

他にも似たように椎間板ヘルニアで運動麻痺、感覚鈍麻、痛み痺れを訴えて来院された方も、また同じように痛みと痺れは消失して帰られました。

そして、継続的に施術を行い、1ヶ月後くらいには、運動と感覚障害もほぼ完治しました。
その後、病院で再検査したそうですが、症状は完全に改善されていましたが、椎間板ヘルニアは、まったく変化なく存在していたそうです。

そのことから、私は椎間板ヘルニアと痛みや痺れは別の要因だと確信しています。

山中英司

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